月: 2023年6月

ぎんぎつね原画展

長年連載を追い続けた漫画が昨年完結したんですが、その作品の原画展を作者さんが個人的に開催することとなり大喜びで行ってきました。
旧ブログの頃、ファンレターを書いた話をアップしたことがありましたが、そのお相手こそ「ぎんぎつね」の作者・落合さより先生だったのでした。今回ももちろんお手紙をしたためプレゼントBOXに投入してきましたよ。

この作品、長いこと休載してた期間があって、何年も情報がないままずっと待ち続けていたんですよね。
なので無事完結を見届けられただけでも奇跡みたいなのに、原画展まで開かれるなんて、全部私の妄想か…?と思ってしまう。

作品のモデルとなった神社(会場のすぐ近く)では、コラボ御朱印・お守りの授与や、記念スタンプやパネルなども設置されており、聖地巡礼も楽しめました。
地元ボランティアの協力もあったりと、地域の人に応援されてる作品ということが感じられてファンとしても嬉しい限りでした。

落合先生はアナログ絵がとっても魅力的な漫画家さんで、迫力の原画の数々に圧倒されたり感動したりで情緒が大忙し。
やっぱり生の原画って全然違いますね。大好きなシーンの原画見て目頭が熱くなりました。

グッズ類は私が行ったときには全て完売してたので画集だけ購入。
作家さんが自費出版で画集だしてくれる世界、ありがたすぎるでしょ…こんな嬉しいことあっていいの…?レシートにも絵が印字されてました。かわいい。

主人公である神社の娘・冴木まことは神使のお狐様が視える…というファンタジー設定でありながら、描かれてるのは現実を生きる人間たちの物語。
現代日本を舞台に宗教を漫画で扱うって簡単なことではないと思うのですが、
神様を信じる人、信じない人、信じたいのに信じられない自分に苦しむ人、様々な人のそれぞれの葛藤を丁寧に描いている、とっても誠実な作品なんですよね。

作中の恋愛エピソードもまた良いんです。
もうどうにもならない過去の恋人たちが癖なので、主人公の両親(母病死)のエピソードにそれはそれは泣かされました。
あと2巻から登場する準主役の男の子が、主人公への恋心を自覚するのに単行本9巻までかかるってのが、もう、まじ、本当に素晴らしくて、あまりの萌え展開に当時はガッツポーズしたものです。
落合先生の描く男性って線が太くてたいへんに格好良いんですけど、彼らの恋する姿がとっても可愛らしいんですよ。ちなみに作中一番の男前(だと私は思ってる)は小柄な男なんですけどね…みんな終盤の小杉の男っぷりを見てくれ…。

ぎんぎつねで夏越の祓を知り、それ以来毎年6月30日は茅の輪くぐって水無月を食べることがすっかり恒例となっている。私にとって暮らしの一部みたいな作品なんです。
読むと心が温かくなる良い漫画なので、ご興味があればぜひ。

傘をさす

梅雨明けする前に投稿しておかねばと、バシャバシャ写真を撮まくった雨降り(イメージ)のふたり。
物理的に相手を助けるのはテリオンだけど、相手の心に寄り添って先に傘を差し出すのはコーデリアなんですよ。

テリコデバニア(と密かに命名している)の写真が増えてきたので、ブログのカテゴリータグに追加しました。私がまとめて見返したかったもので。

進捗!!


キラキラときめき少女漫画に憧れているのに、描いてる人の脳がコメディに支配されているので結局今回もこんな感じのテイストです。
だんだんクリスタで漫画描くのも楽しくなってきました。便利機能いっぱいで使うたびびっくりしてる。でも機能ありすぎて一生使いこなせる気がしない。

進め ちっちゃいものクラブ

オクトラ朗読劇のチケットご用意されました!
オフィシャル先行は外れるし、ここのところ宝塚も抽選外れまくりでやさぐれ気味だったんですが、e+先行でなんとか一枚確保です。ありがとうe+様。
私は一日目が当たったわけなんですが、二日目の当選率渋い気がする…まあ、ですよね……って感じですが。
8人が揃ったところ見たかったな〜。でも行けるだけでも十分嬉しいや。今からとっても楽しみです。

最近とあるガチャガチャをBOX買いしたことがきっかけで、しばらくセーブしてたミニチュア収集欲が爆発しています。

子供の頃からちまちました物が大好きで、少ないおこづかいでリーメント商品を買い集めてたんですけど、社会人になったときに「もう大人だし、こういうの卒業しなきゃね!」と全部処分したんですよ。
そして今、「大人こそ好きなものにまみれて暮らすべきでは!?」とかつて処分した物たちを中古で買い集めてる状況です。大人とは。

昔のリーメント商品ってほんっっっと〜〜にディテールが細かくて素晴らしいんですよ。感動しつつもちょっと引くレベルなんですけど、
どれくらい細かいかというと

これが…

こんなにパーツ分かれるくらいです。
この緻密さ、もはや変態の域。シルバニアの赤ちゃんと比較してこのサイズ感ですよ。卵焼きと菜箸のディテールがヤバすぎる。これを250円とかで売ってたのマジで意味が分からない。

公式サイトの販売終了商品ページを眺めては欲しいものリストが更新され続けている日々です。誰か止めて…。
中古リーメントの聖地・買取王国高畑店にもいつか行ってみたい。名古屋には気になる喫茶店もあるし、日帰り旅行でもしようかなと目論んでいます。私は一生ミニマリストにはなれないわ。

テリコデっていいな。(和風総本家)

先日アップしたテリコデ漫画に拍手&選択メッセージくださった方々、ありがとうございます。
前回まともに漫画を上げてから結構時間が経ってしまったから、まだ見てもらえるだろうか…と不安な気持ちもあったのでホッとしました。描いて良かった〜!
誰も見てなくても自分が飽きるまではやるつもりでいるけど、これ(CPだったりシチュだったり)が好きなのは自分一人じゃないって分かると、よっしゃ〜〜〜!!!(片手こぶし振り上げながら)な気持ちになります。本当にありがたいことです。

次は「降り積もって〜」のその後の小話を描く予定です。8pほどになるはずなので前後編に分けての更新になるかと思います。

網走記2

二日目の記録です。

10:15 能取岬

今日はとくに予定もないし、宿から徒歩で行けるモヨロ貝塚館に行ってみようと思ったら、出発直前に本日休館であることを知る。
ぽっかり時間が空いたので、急遽能取岬へ行くことに。
公共交通機関は通ってないのでタクシー利用です。到着してすぐに通り雨に見舞われたけど、少し待ったらこの天気。大勝利ですわ。

昔、嵐出演のCMロケ地になったことでファンが来るようになったり、中国ドラマのロケ地としても人気で中国人観光客も多いらしい。どの界隈もオタクは聖地巡礼が好きである。

知らない土地の外海を眺めてると、トレサの「あの水平線の向こうには何があるのかな…」の気持ちがとてもよくわかる。

11:00 ぽぽ260

ちょっと散歩ができる防波堤。前はここが流氷砕氷船の発着場だったそうですが、今はひと気がなく完全に無人でした。

クリオネの灯台がかわいい。

これは怖すぎる注意書き。

11:45 珈琲屋デリカップ

網走の人気喫茶店。
珈琲はとっても美味しかったし、お店の方の雰囲気も穏やかで素敵でつい長居してしまった。喫茶店の赤ベロアの椅子ってなんでこんなに落ち着くんでしょう。
こんな喫茶店が近所にあったらな〜の理想系でした。

13:30 女満別空港

空港へ向かうバスの車内から撮影。
メルヘンの丘という名所だそう。当たり前だけど、北の方って生えてる木が全然違って面白い。西日本とかと比べると山の形もなんか違うんですよね。

自宅に帰ってきました。飛行機旅から戻ったら空港のマックでぼ〜っとしながらポテトを食べるのが定番なんですが、今回は第1ターミナル着なので家マックです。
旅行から帰ると無性にジャンクなものが食べたくなる。

オクトラのチケットケースを随分前にフリマアプリで入手しており(遅れてハマったオタクなので中古を買い集めるより他ないのです…)、今回の旅行でおろしました。これが思ってた以上に使いやすくて大活躍でした。
クリアファイル型のと違って素材が柔らかくて角も丸いから鞄(モンベルの薄いサコッシュを使用)へのダメージが少ないし、ポケットの配置も丁度よい。何よりパッと見なにが書いてあるか分からないデザインなので、隠れオタクも堂々と使えるところが素晴らしい。(最重要)
これからも一人旅や観劇時にがっつり使っていく所存です。こういうグッズもっと出してほしいな。

そんな感じで網走旅行記はこれでおしまい。突発的に決めた旅だったけど、公共交通機関で回りにくい場所の割にかなり満喫したと思います。車運転できる人はもっと楽しめる場所なんだろうな。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました!

網走記

思いの外ぎちぎちスケジュールの旅となってしまい更新できる隙があんまりないな…!?もし見に来てる方いたら申し訳ない(いるのか?)

10:00 大広民芸店

私は張り子や木工品などの民芸品が大好きで、全国のゆるかわいい作品をちまちま買い集めてるんですが、以前からこちらのお店の作品がず〜〜〜〜っとほしかったんですよね。とくに欲しかったのがこちらなんですけど…↓

かっわいい…!!!(感無量)
先代の大仕事とか無印良品の福缶ラインナップに選ばれたときのエピソードなど、作家さんにいろんなお話を伺えてとっても嬉しかった。最近は通販で何でも買えちゃうけど、やっぱりこういうのは現地で作家さんから直接買ってなんぼですわ〜とほくほくしながら店を後にしました。
※こちらのお店は現在通販停止中

この旅の目的の9割は達成したので、あとは観光施設をぷらぷら回ります。

11:15 北方民族博物館

先程購入した民芸品は、樺太から移住してきたウィルタ族の祭祀用木偶が元になったもの。そのオリジナルが展示されてるということで来てみたのだけど、想像以上に見応えのある博物館でした。
入場料も安いのに(クーポン使用で500円)イヤホンガイドの貸出しが無料で意味がわからなかった。ほんとになんで??
キャプションがシンプルな博物館なんですけど、音声ガイドあるなしで展示物への解像度が大きく変わると思うので、もし今後行かれる方がいたら絶対に借りることをオススメします。
退館しようとしたらアンケートへの協力を頼まれたのでもちろん引き受けました。匿名感想送り大好きオタクの本気、見せてやんよ…!と張り切って自由記入欄にびっしり書いてきました。オタクで良かった。(?)

13:00 オホーツク流氷館

博物館からすぐなので徒歩移動。今日は降水確率高めだったはずが晴れ間が覗いて大ハッピー。

最近自然豊かな場所にまったく行けてなかったから、広々とした空と海にじ〜んとした。きれいなところだねえ。
朝から移動ばかりで何も食べてなかったので網走初食事・流氷ソフトクリーム。


甘じょっぱさが疲れた体に染み渡ります。一人旅すると観光を最優先にしすぎて昼ごはんを食いっぱぐれがち。
マイナス15℃の流氷体験部屋が寒すぎて入室後すぐにそそくさと出てきたら係りの人に「え!?早…!」と驚かれる。堪え性のない客ですみません。(ド冷え性)

14:00 網走監獄

網走といえばの筆頭観光名所。見応えはあったけど、インターネットで見た通りの場所だ!の印象が強かったかも。事前のリサーチをしすぎるのもよくないですね。

随所に野田サトル先生の波動を感じ、金カムの経済効果すご…となった。まんまと私も買ってしまったわけですが。

おみやげコーナーのおば様たちの商売上手っぷりがおもしろかったです。小さめのスープ箱を見てたら「このサイズ丁度いいでしょ〜!娘の仕送り用ダンボールに隙間が空いてるとついコレ詰めちゃうのよ〜!娘全然食べてくれないんだけど!」とか言われてフフッとなったのでたっぷり買い物しちゃいました。チョロ客である。

夜ごはんに予定してた店に振られてしまったので、宿から少し遠い店を目指して歩いてたらこの景色。

なにこれ死後の世界?美しすぎるんですが?地元(南九州)の港町とはまた違った空気感。何が違うかはうまく言えないのだけど。
旅ってこういう景色に不意に出会えるからいいよねえ。来てよかったなあ。

明日は特に観光名所には寄らず、のんびり過ごして早めの便で帰る予定です。楽しい時間はあっという間。あともう少しだけ管理人の自己満ブログにお付き合い頂ければ幸いです。

北の大地から

テリコデ漫画アップしました!
初めてクリスタで漫画を仕上げたので一つ一つの作業が手探りでしたが、なんとか形になってよかった。
コデ嬢描いてる時間が楽しくて仕方なかったです。

ところで私はいま、北海道網走市に来ています。

少し前にブログに書いた、JALセールでゲットした旅券は網走行きの便でした。
どうしても果たしたい目的がありずっと来たかったのだけど、日程や運賃がネックで二の足を踏み続け数年…念願の地にやって来られてうきうきです。
でもめ〜ちゃくちゃ眠い!(本日4時起き)

以前からリアルタイム更新旅行記とかやってみたいなと思っていたので、余裕があればちょこちょこブログを更新していくつもりです。
需要がなくとも私が楽しければOK!それでは行ってまいります。