テリオンの傷と最近読んだ漫画の話

アートブック読むまで、テリオンのあの髪型はオシャレでやってると割と本気で思ってたんですよ(あいつスカしてるから…)。生島さんの描くガッツリ傷入ってるテリオン、すごく良いですよね。ていうか生島さんの絵は全て良いのですが。(真理)
相当昔の傷だろうから、もう痛みはないだろうけど、コデが知ったら心配しそうだよね〜という落書き。いつかちゃんと描こうと思ってたのが下書きのまま眠ってたので供養です。

ちょうど一年ほど前、DMMブックスが70%オフセールという狂気のキャンペーンを実施し話題になりましたが、自分もそれに乗じて山ほど漫画を買い込んだものの、いつでも読めるし…と、放置してたんですよ。さすがに一年経ったしと思い読み始めたら止まらなくなった作品があって。「鋼の錬金術師」っていうんですけど…(みんな知っとる)

連載当時に5巻くらいまで読んだ記憶はあるんですけど、こんなに最後まで無駄なピースが一つもないジグソーパズルみたいな作品だったんですね。「ええ〜!?ここでこの人のあの行動が繋がってくるんですかぁ〜!?」の連続で、ページを繰る手が止まらなかったです。構成力がヤバすぎる。
連載してた頃は読者の自分もキッズだったので気付かなかったけど、エルリック兄弟ってめちゃくちゃ“こども”として描かれてたんですね。なんだかそのことにとても感心してしまった。最終巻作者コメントの「セリフになるべく挨拶と感謝の言葉を入れるように心がけた」という部分にもぐっときました。人と関わり、人と支え合う事が少年たちを成長させたんだものね。これぞまさに少年漫画だよなあ〜。名作の看板に偽りなしでした。
これは余談ですが、先日仕事で取引先のあんまりな対応が発覚し、いくら何でもありえないでしょ!と腹を立てていたら、内なるエドワード・エルリックが「“ありえない”なんて事はありえない」と脳内に直接語りかけてきて倍イラつきました。(漫画脳)(正確には別のキャラのセリフですが)

あとは同セールで買ったクロノクルセイドと、あさひなぐが積ん読状態なのでこれも読まねば…。