オクトラ2プレイメモ7〈終〉

オクトラ2プレイ記その7。
エンディングまでのネタバレあります。
※これまでよりもネガティブな感想多めです。あくまでも数多のプレイヤーのうちのたった一人の感想ってことで、何でも許せる方のみお進みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

これ更新してる時点(2023/5/7)で、まだガルデラ倒せてません…。一回何も考えずに挑んで瞬殺されてきました。この無茶苦茶な難易度、懐かしさすら覚えるわ。
それにしてもガルデラって本来こういうおまけボス的ポジションなのが正しい立ち位置ですよね。前作でストーリーのラスボスとして存在してたの、やっぱ鬼仕様すぎましたわよ。

 

◆最終章
ミントさんやっぱり黒なんじゃん!どおりでメンヘラ声なわけだよ。
でもまさか令和に縦読み仕込んで来るとは思わなかった。今どきそんなベタなことしないでしょという先入観があったので全然気付かなかった。ある意味裏をかかれたようで悔しい!
カザンはヒカリ5章でムゲンの元を立ち去る時に意味深な視線を送ってたのでおや?とは思ってたけど、オボロの正体とまでは思ってませんでした。
だってこれじゃあ、いくらなんでもヒカリ殿裏切られすぎじゃないの…!もうベンケイ以外信じられない。ク国の人事はヒカリ殿以外の人に任せたほうがいいよ。あの王すぐ“友”認定しちゃうから。
オリ生きててよかったね〜と思いつつも、あの儀式死ななくても成立するんだ!?という点は気になりました。他のひと犬死にじゃんか…。
パルテティオ編って誰も死なない上に、キャスティ並に(もしくはそれ以上に)多くの人を救ってるんですよね。圧倒的光属性。
オリには眩しくて仕方ない存在だったろうな。出会えてよかったねえ。
エンディング後、パルテティオは何事もなかったかのようにオリに仕事斡旋してくれそう。この先ずっと何があっても見捨てずに、底に落ちそうなときは陽のあたる方に引っ張り上げてくれる。きっと彼は何度でも繰り返してくれるけど、それはオリにとっては終わりのない地獄かもしれない。
パルテティオって罪深い男だな…。(本日の妄想劇場〜終〜)
悪役チームの中で一番びっくりしたのはタンジーでした。恋人亡くした情報に引っかかりはあったものの、『明るく振る舞ってるけど実は過去にワケアリなNPC』ってオクトラあるあるだから、大して気にしてなかったんですよね。
ところでジゼル座の人たちが彼女の不在にまったく触れないのが怖いんですけどアレは何でなの…?

 

◆ストーリーに対するもやもや
私は正直、オクトパストラベラーにそこまで精度の高いストーリーは求めてないというか、そういうゲームだと多少割り切っているんですよね。
ベタベタな展開が多いし、割とツッコミどころもあるけど、最終的にはなんかキレイにまとまったじゃん!ってのが無印だったので、2もそんな感じなんだろうと構えてたんです。
でも、それにしたって今作の最終章はちょっと…むりやりすぎるというか、唐突だったり投げっぱなしの要素が多くないですか?というのが率直な感想です。
ラスボス戦の8人同時戦闘にはアガったけど(ファンの悲願だよ…ありがとう…)、ボスの印象も弱いように感じました。最終章の悪役チーム、ミントさん以外存在がぼんやりしてるんだよな。黒の狩人に至っては、旅の中で出会った誰かが正体なんてこともなく、ただただ黒の狩人だったというオチでそんなのあり!?と驚いた。
あとですね、リタのルミナ一族設定を掘り下げないのはさすがにどうなの。
命を奪われた理由に直結する要素なのにハーヴェイの短いセリフでさらっと触れられて終わりって…。学者キャラの妻の設定、そんな雑な扱いでいいんかい!解を出さんか解を〜!
何もかもを作品内で明らかにする必要はないと思ってるけど、全体的に中途半端な部分が多すぎて打ち切り漫画みたいだな…とガッカリしてしまいました。
オーシュット1章のボスみたいに、それなりにヒントになる情報を残しておいてほしかったよ。
システム面だと、戦闘時にトドメでもBREAKでもないのに「これで終わりだ!」的なボイスが出るのが地味に嫌でした。あれ何とかならんかったんでしょうか…完全に「やったか!?(やってない)」じゃん…。
ゲームの戦闘はできるだけカッコつけたいじゃないですか。それがゲーマー心ってやつじゃないの。
ガルデラ戦からしっぽ巻いて逃げたヘタレプレイヤーが何言ってんのと言われたらそれはそう…って感じですが。(本当にそう)

 

でもね〜〜、これだけうだうだ書いても、私はやっぱりオクトパストラベラーが好きなんですよね。楽しいゲームなんだもの。
システムも世界観もキャラクターも音楽も大好き。そして何よりこの作品の真髄はサブストだと思っている。
今作もたっぷり楽しんだことはそれはそれで本当のことなんですよね。

 

◆その他メモ
・銀の塊ときぼうのつまった財布を売らずに最後まで取っておいたプレイヤーは私以外にも間違いなくいるはず。
意味ないだろうと分かってたけど、こういう個人的な楽しみ方ができるのもRPGのいいところですよね。
・別れ際のアグネア「あたしがおばさんになっても…」
森高千里?????(わかる人だけわかってください)
・エンディングでサブキャラ大集合なの嬉しい〜!エドマンドさん出世してる!
・メリア様に悪い虫がついてるんですけど!!!あの靴磨き少年ちゃっかりしてんな!?
・ずっと気になってたんですけど、テメノスって上司(教皇)亡くなったあともちゃんと給料支払われてるんだろうか。そもそも神官が給料制なのか知らんけど。
・今作の聖火教会の影響力ってどんなもんなんだろうか。各地に関連施設はあるけど、主人公はじめ信心深い人があまり出てこないからか、人々の心の拠り所としてどれくらい機能してるのか分からなかったんですよね。
前作のエルフリックしか勝たん☆な世界もあれはあれで生きづらそうだなと思ったけど、そのアンバランスさがマティアスや黒炎教を生んだってのが腹落ち感あってよかったんですよね。
このシリーズにとって、聖火信仰の影響力って重要な部分だと思ってるので、今作の宗教観ももうちょっと詳しく知りたかったな。

 

 

無印は発売からだいぶ経ってのプレイで、当時の盛り上がりの波に乗れなくて残念だったな〜とずっと悔やんでたから、今作でリアルタイムに発売前後のワクワク感を体験できてすごく嬉しかった。
コンシューマゲームとして続編を出してくれて本当にありがたいよ。この数カ月、楽しいひとときを過ごさせて頂きました。
そんなわけでプレイメモはこれで終わりです。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
ガルデラはいつか倒します!完!!!!