オクトラ2プレイメモ6

オクトラ2プレイ記その6。
8人それぞれのストーリーの終わりまでネタバレあります。
※後半カップリングトーク多めなのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

◆キャスティ編
キャスティ編、めっっっ…………ちゃ良いじゃないの…。
失礼な話ですが、発売前情報では8人の中で彼女が一番食指が動かなかったキャラクターだったんですよね。ハイハイどうせ聖母ポジでしょ、みたいな。
こんな覚悟ガンギマリ女の物語だと思わなかったよ。結果ぶっちぎりで好きなキャラになりました。
目的を果たす要因となったのが旅の過程で得たもの達の結晶で、それを本人が予期していたわけじゃないってのがなんとも運命的でいいじゃないですか。
マレーヤを『眠らせる』アイテムが、団員の疲労回復のために常備してたセイリンカだったのも良い演出でした。
オクトラで死者蘇り演出をやりすぎると、前作オフィーリア編の否定になるよな〜と思っているのであんまりやってほしくないんですけど、
キャスティ編のマレーヤはあくまでもキャスティの記憶であって彼女の都合のいい夢…でももしかしたら最後のあの時間はマレーヤ達の思念が姿を現していたのかも…とほんのひとさじの希望も抱かせてくれて、その塩梅がとても好きでした。
エドマンドさん再登場に当然沸いた。なんか声音がすんげ〜優しくなっててちょっと笑ってしまった。キャスティ『てなづける』使った?
酒場で兵士に何の前触れもなく真っ向から協力を頼む場面、傍から見たらヤバい女すぎる。いつだってキャスネキは猪突猛進。ティンバーレインの兵士達もすぐに信用しすぎじゃないのか。この国大丈夫なの?
キャスティの正義が揺るがなすぎて杉下右京(相棒)かよ…と度々思う。彼女のことが好きなプレイヤーからみても狂気を感じるほどなんですけど、クロスストーリーで救えなかった命に対して後悔や罪の意識を抱えてることがわかって安心しました。
キャスティにもそういう一面があるって知れてよかった。う〜ん、ますます好き!

 

◆ソローネ編
クロードさんち〜大家族スペシャル〜を4章に渡って見せられてたってコト…?
ソローネ編って何を描きたかったんだろうか…よくわかんないな…というのが正直な感想です。
1,2の主人公で彼女だけが、“誰かのための”行動をしてないんですよね。自分の欲求を果たすためだけに命を奪い続けてる。
ああいう苦々しい終わり方も単体の物語としては嫌いじゃないんですけど、オクトラ主人公の8分の1である必要があったのか疑問が残りました。
そもそも盗賊が8神のなかのひとりっていう設定が結構厳しいよね…でもテリオンみたいな人だって前作にはいたわけだしなぁ。私は彼のこと、闇属性に擬態した光属性キャラだと思ってるので、前作の盗賊は正義として成立してたんですよね。
とにかくソローネがひたすら可哀相なお話だったな。でも終盤のダークファンタジーな雰囲気は好き。ルールオブローズとかデメントとかが好きな人間にはたまらない空気感でした。(例が古い自覚はあります…)
ていうか2章に出てきたチビピルロの再登場ないんかい!おねショタを期待した私の気持ちの行き場がないわ。
雪兎に捕らえられてた女性も何らかの形で出てくると思ってたけど、出てこないってことはそういう事ですよね…。この話辛いことしかねぇ。
そういや結局あの赤ちゃんはどうなったの??

 

◆テメノス編
ラストのミントさんのセリフの意味が理解できなかったんだけど、言葉の通りに受け取っていいんだろうか。
ミントさんって声がヤンデレ感あるから「旅を終えたおめーにもう用はないから手紙もいらねえわ」的な意味に聞こえるんだけど。
テメノスも「また手紙書かなきゃいけませんね」じゃなくて、「また手紙書くね」って素直に言えばよくない?だから友達少ないのでは?(暴言)
オルトくんが生き延びててホッとしたんですけど、ど〜〜〜〜して君らは同期揃って単独行動しようとすんの!?危ないことしないで家にいろ!

 

◆オズバルド編
もう旅とかどうでもいいからエレナの側にいてあげなよ!あとは他の若いもんに任せて家にいろ!!!(2回目)
ゲームのストーリー上仕方ないって分かってるけど、エレナのことを思うと可哀相で可哀相で……あたしゃ親戚のおばさんか?
38歳のおじさんが覚醒する展開アツかったですね。でも結婚生活そこそこ長くて関係も良好そうだったのに、第7の根源=愛にこれまで気付けなかったのってどうなのかしら…オズバルドの頭脳を持ってしても、失わなければ気付けないってことなんでしょうか。
ハーヴェイは渋カッコいい見た目を想像してたんですけど、戦闘画面の彼、表情やポーズが妙に面白くないですか。あの微妙な傾き具合なんなの?もしかして三日月表現してる…?(そんなわけない)
ヒカリ編のボス戦がトラウマで、あれ以降アイテムもお金も惜しみなく使ってたら瞬殺してしまい、ちょっと残念なボス戦になってしまいました。

 

 

◆その他メモ
・今作で一番萌えたカップリングはティンバーレインの第八王女と女庭師です!!
王族と庭師は恋に落ちるものと決まってますが(偏った創作物から得た常識)、
女庭師とはね……いいぞ。(オズバルド戦闘ボイス)
完全片思いだろうし、王女はいつか余所に嫁いでいってしまうんでしょうね。
嫁入り前日、庭師に
「新しいお屋敷にもきっと素敵な庭がありますよ。草花を見てたまには私を思い出してくださいね」
なんて言いながら笑顔で祝いの花を差し出されて、女王は
「ここより素晴らしい庭なんて、この世のどこにもないわ(ここ以外にあなたはいないから)」って言うんだ…。

……これ読んでる方、そろそろ引いてないですか?付いてこれてますか?

・マルジェロとティファニーもバカップルでよかった。別離エンドのパターンも見たけど、超〜〜アッサリお別れしててビックリした。お互い潔さが異常。やっぱお似合いなんじゃん。
マルジェロと元盗賊の従者を見てコーデリアとヒースコートを思い出していたのは私だけじゃないはず。
・エメラルド生存ワンチャンあると信じてたんですけど駄目でしたね…。
エメ公がオズバルドに肩入れしてた理由が分かって切ない。でもこの部分触れられないと思ってたから補足があって嬉しかった。ティンバーレインのサブストはどれもいいな。
・メリアちゃん…いや、メリア様ぜったい人生周回プレイしとる。または異世界転生してきた中堅サラリーマンでしょ。
プラック一味のその後が見られると思ってなかったので嬉しいサプライズでした。そりゃプラック姐さんやたらビジュがいいわけだよ。
屋敷が賑やかになってよかったねぇ。一生皆で幸せに暮らしてくれ。
・オリの手記ページ数多すぎワロタ。あの方式が許されるのはせいぜい3枚までだよ。新聞記者なら字数を守らんかい。
手記の内容、これ…ぜってーパルオリ(パルテティオ←オリ)じゃん!!とテンション爆上げだったんですけど、どうですか?だめですか?光は影の影は光の果てまでついていくんじゃないですか?(TOV)
・エドキャスも当然“在る”と思ってるんですけどどうですか?
エドマンドさんが終盤に呼び捨てでキャスティを呼んだこと以上に、ある程度親しい人はたいてい呼び捨てにするキャスティがエドマンドさんに対してはずっと「さん」付けだったことに萌えてました。このふたりの距離感がいいんだわ……。